鋸南町社会福祉協議会が行っている事業内容を紹介します。
Ⅰ 法人運営
1. 理事会・評議員会の開催
定款の規定に基づいて理事会・評議員会を開催し、法人の事業計画や予算・決算の財務状況等について適正な運営に努めます。
Ⅱ 社会福祉の啓発
1. 鋸南町社協だより「ふくし」の発行
広報「ふくし」を年3回発行し、社会福祉協議会の財務状況や各種事業について紹介。町民の皆さんに社会福祉協議会について理解を深めていただくと共に、社会福祉の啓発及び地域福祉の推進に努めます。
2. ホームページの充実
社会福祉協議会の業務内容や各種事業について広く紹介することにより、鋸南町社会福祉協議会の周知徹底と社会福祉の啓発及び地域福祉の推進に努めます。
3. 鋸南町社会福祉大会の開催
鋸南町社会福祉大会を鋸南町健康福祉まつりと共催で開催。社会福祉の振興発展に功労のあった方々を表彰し、住民の地域福祉への関心を高め、地域福祉充実発展の機会とします。
Ⅲ 地域福祉の推進
1. 社協支部活動の支援
社会福祉協議会の各支部(保田支部・勝山支部・佐久間支部)が実施する「地区懇話会」や「訪問お見舞い事業」などの活動を支援し、地域での支え合い助け合いによる地域ぐるみ福祉の推進に努めます。
2. 各種資金の貸付
生活資金の貸し出しにより、安定した生活が営めるよう支援します。
3. 心配ごと相談所の開設
心配ごと相談員(人権擁護委員、行政相談員、民生児童委員)による心配ごと相談所を毎偶数月に開設し、日常生活上の悩みごと等の相談に応じ町民が安心して暮らせる地域づくりに寄与します。
4. 弁護士相談の実施
弁護士による専門的な法律相談を毎奇数月に実施し、町民の権利擁護の充実を図り、安心して暮らせる地域づくりに寄与します。
5. 福祉教育の推進
小・中学生を対象に、ボランティア体験やボランティアスクール等を通して、福祉の心の育成に努めます。
6. 福祉車両の無料貸出事業
一般のセダン型車両では移動が困難な方に車いす対応の福祉車両を無料で貸し出し、通院や買い物等の外出を支援することで地域福祉の向上に努めます。
※尚、ガソリン代として、1キロあたり20円を負担していただきます。
7. 福祉有償運送事業(カーぼら)
道路運送法第79条に基づき、単独で公共交通機関を利用することが困難な方を対象に、通院や買い物等の外出支援サービスを実施し、移動困難者の福祉の向上に努めます。
8. 配食サービス事業(食ボラ)
食事の調理が困難な高齢者等に対し、ボランティアによる配食サービスを手段に、地域における見守りネットワークの一環として状況を定期的に把握し、地域ぐるみ福祉の推進に努めます。
9. 訪問型サービスB事業(ちょこボラ)
要支援者等を対象とし、洗濯,掃除,調理,買い物,ゴミ出しなど、幅広く日常生活を支援する。養成研修を修了した地域住民にサービスを提供してもらうことで、地域での支え合い,助け合いを具現化し、地域福祉の推進を図ります。
また「ちょこボラ」と同等のサービスを必要としている要介護1及び2の方を対象とした自主事業「ちょこボラプラス」を実施し、在宅生活の継続を支援します。
10. 生活支援体制整備事業及び総合事業の推進
地域支え合い推進協議会を始めとする住民との話し合いの場を継続的に設け、地域課題の把握,小地域での住民主体の支え合い活動の推進(地区ボラ),居場所づくり(サロン活動)の推進など、地域住民全体を巻き込んだ地域創造につなげていきます。
11. 認知症施策総合推進事業の推進
認知症になっても住み慣れた地域で生活を継続するために、コーディネーターとしての役割を担う認知症地域支援推進員を配置し、認知症に関する普及啓発や認知症で困ったときに相談しやすい体制を整える。
12. ボランティア活動の推進
指定管理者としてボランティアセンターの適正な管理,運営に努めるとともに、ボランティアコーディネーターを中心として、ボランティアに関する活動全般を実施し、地域福祉を強力に推進します。
また、コロナ禍の続く現在、生活困窮者支援の一つとして需要が高まっているフードドライブへの協力を行います。
【ボランティアに関する活動全般】
- ボランティアに関する相談・登録・斡旋
- ボランティアに関する広報誌の発行
- ボランティアスクールの開催
- シニアボランティア講座の開催
- 各種ボランティア養成講座の開催
- ボランティアによる福祉有償運送事業への協力
- 福祉施設等に対する各種ボランティアの派遣・協力
- 収集ボランティア活動の推進(ベルマーク,テトラパック等)
- おもちゃの病院 等
13. 災害ボランティア活動の体制整備
大規模災害発生時、町からの要請に基づき災害ボランティアセンターの設置,運営にあたる。平時においては、災害ボランティアセンターの運営に協力いただける方々の募集,災害ボランティアセンター立ち上げ訓練の実施等,当該事業にかかる体制整備の充実を図ります。
14. 日常生活自立支援事業
判断能力が低下した方や体が不自由な方が、安心して在宅生活を送れるよう、日常的な金銭管理や福祉サービスの利用手続きの援助等を行う。
また、鴨川市社会福祉協議会が受託運営している「安房地域権利擁護推進センター」の運営に協力し、安房地区における権利擁護事業の充実に務ます。
15. 共同募金運動の推進
『赤い羽根共同募金』及び『歳末たすけあい募金』運動の推進に協力します。
また、『歳末たすけあい募金』を財源として、要援助者の生活支援や、地域支え合い活動,サロン活動への助成金支給などの『歳末たすけあい運動』を実施します。
16. 福祉団体事務局
『鋸南町老人クラブ連合会』及び『鋸南町遺族会』の事務局として、団体の運営を支援します。
Ⅳ 在宅福祉サービスの推進
〇介護保険事業を軸とし、在宅での生活継続を支援する体制を整えます。
1. 福祉器具の無料貸与事業
車いす等を無料で貸し出し、在宅福祉の向上に努めます。(介護保険制度外)
2. 介護予防高齢者施策事業の送迎受託(鋸南町委託)
町が介護保険法に基づいて実施している介護予防事業の、利用者の送迎を受託実施します。
3. 鋸南町デイサービスセンターの管理経営(指定管理者)
(1)通所介護事業・介護予防通所介護事業
要介護者等に対し、必要な日常生活上の介護や機能訓練を提供し、個々の能力に応じた自立した在宅生活を営むことできるよう支援します。利用者の社会的孤立感の解消や心身の機能維持はもとより、介護者の身体的,精神的負担の軽減を図り、在宅福祉の向上に努めます。また、利用者が保育所を訪問することで、近年機会の減少した高齢者と幼児との世代間交流を図り、高齢やの心身の健全育成にも寄与します。
電話番号:0470-50-1777
(2)通所型サービスA事業(ミニデイ)
要支援者に対し、高齢者の閉じこもり予防や自立支援を目的に、運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上に効果があると認められるプログラムを実施する。
また、要介護状態となることの予防及び地域における自立した日常生活の支援をすることにより、活動的で生きがいのある生活を送ることが出来るよう支援する。
電話番号:0470-50-1174
4. 訪問介護事業(ホームヘルプサービス)
要介護者等に対し、身体介護,家事援助,通院介助等のサービスを提供し、個々の能力に応じた自立した在宅生活を営むことができるよう支援することにより、在宅福祉の向上に努めます。
電話番号:0470-50-1105
5. 居宅介護支援事業(ケアマネージャー)
要介護者等が、個々の能力に応じた自立した日常生活を営むことができるよう、心身の状況や生活環境に応じたケアプランをケアマネジャーが作成することで在宅生活を支援します。事業の実施に際しては、保健,医療,福祉等の様々な分野との連携を密にし、総合的かつ効率的なサービスの提供に心掛けます。
電話番号:0470-50-1101(現在、休止中)